一、概要
各種均質板状断熱保温材及び非良熱伝導材の熱伝導率を測定するために用いられる。測定器はマイコン自動制御システムを採用し、実験過程の自動制御、データ収集の自動完了、報告書の生成などの利点があり、知能化の程度が高い。現在、国内でこのような検査プロジェクトを展開する理想的な選択である。
二、検査項目
各種均質板状断熱保温材及び非良熱伝導材の熱伝導率を測定するために用いられる。
三、げんり
定常状態条件下で、防護熱板装置の中心計量領域内で、平行表面を有する均一な板状試験片において、2つの平行均一な平板を境とする無限大平板に存在する1次元の一定熱流と類似した1次元の一定熱流を確立する。
四、基準に基づく
GB10294-2008「断熱材の定常熱抵抗及び特性に関する測定防護熱板法」
GB3399「プラスチック熱伝導率の試験方法熱保護平板法」
五、技術パラメータ
5.1、型番:PDR300
5.2、外形寸法(長いx幅x高い):
PDR300:1020x650x1480(mm)
5.3、試料仕様:
PDR300:(けいりょう)150x150(mm)-(ガード)300x300(mm)
5.4、試験片の厚さ:
PDR300:国家基準で≦37.5(mm)、クランプ厚≦50(mm)
5.5、熱伝導率測定範囲:0.0100~2.0000W/(m.k)
5.6、冷板温度:3℃~90℃
5.7、熱板温度:≤120℃
5.8、テスト精度:≤±2%
5.9、試験重複性:≤±1%
5.10、ベルト動力:3Kw 220V
六、試験装置構造
二重試験片防護熱板法を採用する(GB10294-2008),マイコン自動制御システム、計量加熱ユニット、冷板ユニット、防護ユニット、外防護ユニット、測定システム、圧縮システム、冷凍機構などから構成される。
6.1、マイコン自動制御システム
コンピュータ出力信号経I/OとD/A対応する実行要素を変換制御し、温度制御、計算、温度収集、テストレポートの印刷、プロセス曲線の表示などの機能を実現する。ヒューマン対話ウィンドウは各面温度値を表示し、自己診断機能を備えている。
6.2、計量加熱ユニット
アルミニウム板を加熱パネルとして採用し、熱伝導性が高いため、加熱板面の温度をより均一にし、熱慣性を小さくし、測定結果をより正確にする。
6.3、コールドプレートユニット
恒温水槽を用いて2つの冷板の温度を制御し、冷板温度は設定でき、マイコンは自動制御し、両側の温度差を同じにするのに有利である。
6.4、ガードユニット
計量加熱ユニットと同じパネル材料を用いて、スリット両側の温度差を正確に制御し、試験誤差を低減する。
6.5、外部防護ユニット
コルク製の保護カバーを外部保護ユニットとして採用し、実験環境条件をより安定させ、試験精度の向上に有利である。
6.6、そくていシステム
より安定性の高い米ダラスを採用18B20デジタル式温度センサと高精度直流電力センサは、データ収集結果をより正確にする。
6.7、あっしゅくシステム
空気圧技術を用いて、シリンダを利用して試験片を自動的に圧縮し、人工的に圧縮力を調整する必要がなく、試験片のクランプを非常に便利にする。
6.8、れいとうきこう
冷板温度の迅速な低下と試験片の測定平均温度が室温より低い検出を実現でき、検出範囲をより広く、かつ環境温度の影響を受けないようにする。